社会保障って生活保護なの [日記]
橋下大阪市長の率いる大阪維新の会が出した「船中八策」なるもの。
気になるのは、一定の資産を持つ人には年金を支払わないという社会目標。
資産があってもその資産が必ずしも収益を生む訳では無いし、
持っているだけで固定資産税などの租税負担はする訳です。
にもかかわらず、資産を持っている人には社会保障である年金を支払わないという。
しかも年金掛け金自体は現役時代にしこたま払わされているにも関わらず・・・。
これでホントにいいんでしょうか。
生活保護って資産があったりすると受けられないっていうのは聞いたことありますけど。
自分の家や土地を持っているだけで年金は払いません、でも資産も持っているので
生活保護も受給できませんって社会が目指すべき社会なんでしょうか?
資産からの収入が多大にある人には年金を払う必要がないかもしれませんが、
それは現行の年金制度でも一定以上の収入がある人には減額して支給しているはずです。
ならばその制度を拡充して一定以上の収入がある人には不支給とすればいいだけではないでしょうか。
もし資産規模だけで年金の支給を決めてしまうと、
我が国では収益性のない資産を持つ高齢者は首をくくるしかない非福祉国家になるんではないでしょうか。
年金保険料だけは現役時代にいっぱい払わされて、資産があるから年金は支給しませんって、
はっきり言って詐欺ですよね。
こんな理不尽なことを坂本竜馬の船中八策と同等に並べて語ろうとするなんて、
坂本竜馬に失礼だし、国家による詐欺を認めるなんて全くもって反対です。
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